2020/03/09
歌謡曲が好き
新型コロナウイルスに関する話し
当サイト管理者は札幌在住であることを明かしておりますので、一部にはご心配の声もございますが、今のところ元気に活動できております。
風邪程度の症状すら全くないままに1月から過ごしておりまして、マスクも入手ができない状況が続いておりますので、マスク無しで通勤しておりますし、外出は気持ち制限してはおりましたが、飲みにも行きますし、食事にも行っております。
2月は歌謡曲バーの臨時ママ(?)としてお店に立っておりましたが、その間も、こまめな手洗い、うがいくらいしかできることもありませんし、当時は入手が比較的容易でありましたアルコール除菌スプレーによるカウンター、手すり、厨房の拭き取りを開店時、お客様お帰り後、閉店時と行ってはおりましたが、それが功を奏したかはわからない話でもあります。お店だけで無く、日常のあいだでも、細かな手洗いは行っておりましたが、もはやそれは狂気的であったかもしれません。なにより私が店を開けている間になにかがあれば、店だけでなく私自身の職場でも「犯人捜し」が始まってしまうわけです。
ママさん復帰と重なるように全小中学校の閉鎖と北海道知事による新型コロナウイルス緊急事態宣言の発動もあり、札幌市中心部を利用する人は大幅に減ることになります。結果的にお店もろくに営業できていない状況になっております。
すすきののライブバー店主が隠さず感染を発信し、それを諸悪の根源とばかりに報道するのも含め、「犯人捜し」には辟易しますが、いまや、どこで感染するかはわからず、症状が出ていないだけで私が絶対に感染していないとは言い切れません。しかしながら、それを心配のあまり検査してくれと言う気もありません。感染していないことがわかったところで「検査時点で」感染していなかったことがわかるだけです。その病院で感染してしまうかもしれませんし、感染したからといってできることは普通の風邪の対処と何も変わらないわけです。風邪の特効薬がないのと一緒で症状を抑え自然に治癒するのを待つことしかできません。私たちができることは手洗い、うがいと症状が出た時に外へ出ないことです。
そして、報道を見ていると、北海道が実感染者数が最も多いこともあって、しかも100例目が出たことで「100人以上」が一人歩きしていますが、札幌だけで200万人近くの人口がある巨大な都市を抱える北海道で、むしろ一定の患者数認知で抑えられていることを考えると一定の抑え込みには成功していると考えるのが自然だとも思います。今日も出た!また出た!と騒ぐ前に、一人一人が感染を防ぐだけの行動を行っているのか?をもう一度考えなければなりません。
どうしても報道だけ見ていますと、むしろ煽っているような報道を多く見かけます。
北海道
新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/singatakoronahaien.htm
北海道の公式情報です。報道だけ、SNSの情報だけで判断すること無く、まず、公式情報を確認してください。そして、報道の元になっている知事会見を直接ご覧になることをお勧めします。その会見からどの部分を切り取って報道しているのか?それによってどのような行動をして欲しいのか?報道が考えるものと北海道庁、知事が考えることには若干の乖離があるように私には見えています。
「公式情報は信用できない」と思っている方はいるかもしれません。ワイドショーのコメンテーターは肩書きがある人ですから信じたくもなるでしょう。しかし、実際に対応している現場にいるのはコメンテーターでは無く、地域の自治体職員であります。そして選挙で選ばれる自治体首長が発表するのです。対応に責任がある人たちです。コメンテーターがどれだけ間違ったことを言っても報道各局もコメンテーターも責任を問われません。そこに大きな差があることは理解しておきたいものです。私たちの代表を信じず、誰を信じるのですか?
報道やSNSに煽られた結果が国内生産ばかりで不足する可能性のないトイレットペーパーの不足です。こんなことが続けば本当に日常生活が脅かされるのです。「耳寄り情報」をわざわざ告知する人はいません。本当に耳寄りなら自分達で隠匿するでしょう。拡散するものはたいてい拡散させたいセンセーショナルな真偽の危うい情報だから拡散するんです。だから流れてくる情報を一旦咀嚼して、本当なのか?必要なのか?考えたい。
このサイトは歌謡曲のサイトであります。そんな中でこのような記事を書かなければならないのは非常に心苦しいところではあります。
しかし、このままでは、私たちは疲弊してしまいます。誰かが働いていて経済活動を行っているから私たちはネットを見て、食事にありつけ、快適な生活を送れるわけですね。できる限りで経済活動も行っていく。症状が無ければ飯も食いに行く。これがなければウイルスによる死傷者を経済的に死亡する人が上回ることになるでしょう。そんな世の中にしてはならない。私はそう思います。そして、経済的に一定の報酬を得る仕事があるからこそ、無報酬で行っているこのサイトを運営できていけるのです。