家のレコード環境を構築しました
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=1527
自宅に「秘密基地」を作って、若干チープだけどレコード試聴環境を整備してみました。今回は全く動作しなくなってしまったSONY製のレコードプレーヤーPS-F8を修理してみます。
一応警告
本記事は保証期限のとっくに切れた古いレコードプレーヤを安価に修理して復活させようという意図で記載していますので、これを真似して上手くいかなかったり、機器を破損させてしまっても自己責任となります。当サイトはその補償をしません。
ところでPS-F8って型番、あまり検索しても出てこないんですね。ブラックとレッドの2色があったようです。見た目的にも機能的にも目立つ機能があるわけではありません。エントリーモデルのフルオートレコードプレーヤとしては最終期のものとは思うのですが。
ソニー坊やと呼ばれた男 PS-F9 / PS-F5 1983年2月
https://bouya.officew.jp/ps-f9-ps-f5/
SONYは奇抜なというか挑戦的な機種に「9」の型番をつけると言われていますが、確かに奇抜です。この見た目でレコードプレーヤーってどうやって再生するの?って思っちゃうよね。縦にレコードが刺さって再生できるという余りにも奇抜です。立てても横にしても使える。しかもバッテリ駆動にFMトランスミッター(FMの電波として再生した楽曲を電波で飛ばして、FMラジオで聞くことができる)まで付いている。意欲作です。
もう一つはPS-Q9 / PS-Q7という機種。こちらは水平にレコードをセットしますが、本体の横幅は215mmとLPレコードのサイズの2/3というサイズです。レコードがはみ出して再生されるという姿から「ヘリプレーヤー」というネーミングでした。
ソニー坊やと呼ばれた男 プレーヤーシステム 1984年1月
https://bouya.officew.jp/ps-1984-01/
PS-Q9 / PS-Q7
SONYの奇抜で、そして、欲しい!と思わせるこの製品群、いや、今見るとそんなもの、音はいまいちだろうしさぁ・・・って言いたくなっちゃうだろうけど、でも、きっとこの「マシン」が家にあると生活が少し楽しかっただろうなぁって思ったりもするのです。
そんな中、オーディオテクニカ社は「サウンドバーガー」を復刻、そして現在風にアレンジして発売しました。
レコードプレーヤー「サウンドバーガー」AT-SB727
https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-SB727
この動画もなかなかイかして(微妙な表現)いますが、BluetoothにUSB充電とちゃんと今風の製品になっています。