13. Goodbye Brother
この楽曲を作ったときに、本人はお亡くなりになることを想像していたのかしら?でも、人生の終わりの時期というのはどうしても見えてくるわけで。このあと70代80代でどういう楽曲を作ろうかと思っていたんじゃないかと。
その中で「どうせ3、4年も過ぎていけば なんもかんもみんな 今とは大分違う風に変わってるはずさ」そして「次から次へと仲間が 天国に召されてく」と嘆くのです。
もんたさん、早すぎですよ。もう1枚あなたのアルバムが聴きたかった。子供の頃に見たあなたは格好良かった。どうしてあんな声なんだろう?って思って、そして、少し大人な楽曲に大人に憧れた。
そしてこのアルバムで、大人を鼓舞して、子供が見ていた格好いい大人を演じてくれた。そして格好いいままに行ってしまった。このアルバムは、もっといろんな人に聞いてほしい。あまり若い人には受けないかもしれないけど、でも、きっと、あなたの志はわかってもらえて、そしてあなたの声を通じて語りかけてくることがちゃんと伝わるとも思うのです。
亡くなったから聞いてみましたってわけではないけれど、もんたさん、お亡くなりになる前にレコーディングされてたのかと軽い気持ちで再生して、あまりに衝撃が大きくて。ある意味このアルバムは傑作です。本当に一人でも多くの方に聞いてほしい。そんなアルバムです。私の拙い文なんかより一度再生すると雄弁に語ってくれるはずですから。