「処女的衝撃!」 シブがき隊
発売日:1983年2月25日
オリコン最高位:3位
オリコン年間チャート:1983年 60位
ザ・ベストテン最高位:6位
ザ・ベストテン年間チャート:1983年 48位
売上枚数:20.9万枚
レーベル:CBS・ソニー
レコード番号:07SH-1266
A面:処女的衝撃!
作詞:三浦徳子
作曲:井上大輔
編曲:水谷公生
歌唱:シブがき隊
B面:踊ってカモフラージュ
作詞:三浦徳子
作曲:井上大輔
編曲:馬飼野康二
歌唱:シブがき隊
例によってiTunesでも売っていませんので、お聞きになりたい方はいろいろ検索いただければと思うのですが、B面の踊ってカモフラージュもなかなか「ドッキリドッキリパラダイス!」な感じの曲ですのでお勧めです。
で、タイトル曲ですが、まぁ、あまり歌詞の中身がないというか、まぁ、まんまなわけです。Love,Touch,Kissですよ。おうおう走る稲妻!って感じですね。早漏気味です。
さて、「仙八先生」にはもうひとかた、生徒役で三田寛子さんが出演されていました。彼女のデビュー曲が「駈けてきた処女」こちらはおとめと読ませます。
「駈けてきた処女」 三田寛子
発売日:1982年3月21日
オリコン最高位:21位
ザ・ベストテン最高位:20位
売上枚数:8.6万枚
レーベル:CBS・ソニー
レコード番号:07SH-1131
A面:駈けてきた処女
作詞:阿木燿子
作曲:井上陽水
編曲:萩田光雄
歌唱:三田寛子
B面:何故ですか?
作詞:小林和子
作曲:芳野藤丸
編曲:船山基紀
歌唱:三田寛子
何故ですか
三田 寛子
2017/4/26
ザ・ベストテンには5月6日にスポットライトで出演しただけではあります。プロデューサー酒井政利氏が「山口百恵路線」で売ろうとしたようですが、まぁ、見た目おっとりな雰囲気ですし、ドラマでも不良な雰囲気ではありませんでしたから最初からあまりそれは意識していなかったのではないかとおもいます。まぁ、阿木燿子さんがどのような依頼でこの歌詞にされたのかはわかりませんが少女性を本当にうまく短い言葉で表しているような気がするのです。そして作曲は井上陽水氏ですもの、一筋縄には歌えませんって。ベストテンのスポットライトでもうまくいかなかったなぁって顔を本人されていたのが印象に残っています。あまり歌手のイメージがない三田寛子さんですが、14枚のシングルを出されていて、下位とはいってもオリコンチャートではお見かけする方だったわけであります。今だからこそ再度聞いてみるのもいいかもしれません。
そしてその後1989年に中山忍さんのデビューでもこの曲を持ってきました。
「駈けてきた処女」中山忍
発売日:1989年11月1日
オリコン最高位:24位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:1.5万枚
レーベル:CBS・ソニー
レコード番号:CSDL-3022
A面:駈けてきた処女
作詞:阿木燿子
作曲:井上陽水
編曲:佐藤準
歌唱:中山忍
B面:軽蔑
作詞:森雪之丞
作曲:後藤次利
編曲:後藤次利
歌唱:中山忍
こちらはiTunesで売ってないんですねぇ。こちらはB面(2トラック目)の「軽蔑」の歌詞が最高に私としては好きですので、是非聞いて欲しいですね。これをあの時代の中山忍さんが歌ってると思うといろいろ頭ぐるぐるですよ。(この曲についてはきっとまた何かの機会に触れると思う)
話はずれましたが、とかく1982年似たような時期に「処女」をタイトルにした曲があったということになりますね。ソニーは1982年この2組をとかくプッシュして売ろうとしていたわけで、花の82年組は本当に顔ぶれが豪華というか、外さないなぁとおもうのであります。
さすがに「処女」をタイトルにしたシングル曲は少なく、昭和歌謡的に言えば
「聖処女の唄」藤山一郎
「処女航海」優雅
くらいしかありません。2曲ともそれの意味ではありませんね。
アルバムでは
「処女伝説」中森明菜(アルバム「Stock」の1曲)
くらいかなぁ。あとは個人的には知りません。
そんななかで、「夜へ…」山口百恵さんの曲、これなんか、なかなかクる感じですよ。アルバム「A Face in a Vision」の一曲です。
夜へ…
山口百恵
1979/4/1
処女 処女 少女 処女
媚薬 微笑 女豹
許して 行かせて
落花 落花 快楽(けらく) 落花
春風 有情 無情
許して 行かせて
この歌詞、普通の人書けませんって。
さて、もう一曲は、処女も淑女も
「俺は絶対テクニシャン」ツービート
発売日:1981年2月21日
オリコン最高位:77位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:0.9万枚
レーベル:ビクター
レコード番号:KV-3005
A面:俺は絶対テクニシャン
作詞:来生えつこ
作曲:遠藤賢司
編曲:浦山秀彦
歌唱:ビートたけし
B面:茅場町の女
作詞:加治木剛
作曲:加治木剛
編曲:浦山秀彦
歌唱:ビートきよし
俺は絶対テクニシャン
ツービート(ビートたけし)/演奏:東京おとぼけCats
2015/6/24
「茅場町の女」はこれまたいろいろおもしろいんですが、きよしさんの楽曲はiTunesにないんですね。ツービートの名義で出したシングル、こちらは「ピコピコ」を若干ディスり気味なテクノ歌謡としては最近再評価されているようですが、こちらも面白い楽曲ではあります。歌詞にはありませんが、ドあたまに「ビニール本!」と叫ぶわけです。
この歌詞、ひとつひとつをひもとけば、当時の世相とエロが全てわかるのではないか?という面白さがあります。「カリギュラ」は当時の映画(結果的にポルノ映画に分類される)とか「夕暮れ族」「オリーブ・オイル」あたりは、かなり過激な話になりそうであります。子供の頃はわからなかったやつです。処女がどうだかなんて前に、当時の世相そのものなわけです。それを来生えつこさんはちゃんとわかって歌詞にしてるんだと思うと、やっぱり凄いです。良いこと悪いこと関係なく博識でなければ流行歌の歌詞はかけないってことですね。
さて、そんな70年代の終わりから80年代はじめの「処女」的楽曲でありました。そんな言葉歌詞やタイトルに使っていいのか?って以前に、当時の世相のおおらかさというか、反骨心というか、売れたもん勝ちみたいなのも含めた、いいとも悪いとも言えない混沌とした中を思うと、今はかなり「お利口さん」な感じがいたします。
駈けてきた処女
三田 寛子
1983/2/25