2022/06/16 歌謡曲が好き 90年代歌謡曲 楽曲紹介 鈴木雅之 菊池桃子

違う、そうじゃないはネタ楽曲?



当サイト管理者の息子、高校生でありますが、Spotifyで様々な曲を聴いているし、自分でなにやら作曲をしている様子。で、音ゲーといわれる音楽ゲームも得意(なのかはわからないが、頑張ってやっている)のようであります。

親は音楽好きではありますが、自分たちで演奏するのはあまり得意ではないなか、子供が自分でドラムを叩いたり、キーボードでなにやらやっているのは、面白いなぁとも思うのです。誰が教えたわけでもないのですけどね。

先日彼と話していますと、Twitterなどで、意味のわからない発言を揶揄する時や、明後日な意見などに、この曲のジャケットをよく見るという話になって「このジャケットやたらよく見るけど、曲を聴くことはないよね」って話になりました。

そして彼が言うには、音ゲーのエイプリルフール企画で「違う、そうじゃない」が配信されたとのこと。これが格好良い!と申すわけです。

OLD筐体の話はエイプリルフールの嘘だったようなのですが、ゲーム内で遊べる楽曲としては本当らしく、Twitterでのネタ画像でしか知らなかったあの楽曲が、実はなまら格好良い楽曲だったということが、比較的若い層の方にもわかっていただけたのではないかと思うのであります。残念ながら私はゲームに関しては全く詳しくないので、ゲームユーザーにどのような評価があったのか、ネット上を検索してもあまり見つけられなかったのが正直なところではあるのですが、このような過去の楽曲の掘り起こしは嬉しいことでもあります。「俺ら東京さ行くだ」のほうが楽曲としては有名な気もしますが、こちらもゲームとしては評価されているのか気になります。


さて、「違う、そうじゃない」は1994年のお正月明けに発売された楽曲です。当時のリリースですので8cmの短冊形ジャケット(これもネタ的にいいのだろう)で、オリコン調査では31万枚以上のヒットとなります。

「違う、そうじゃない/渋谷で5時」鈴木雅之
発売日:1994年1月12日
オリコン最高位:9位
オリコン年間チャート:1994年 85位
売上枚数:31.6万枚
レーベル:EPIC・ソニー
レコード番号:ESDB-3460

1:違う、そうじゃない
作詞:朝水彼方
作曲:中崎英也
編曲:中崎英也
歌唱:鈴木雅之

2:渋谷で5時(Romantic Single Version)
作詞:朝水彼方
作曲:鈴木雅之
編曲:有賀啓雄
歌唱:鈴木雅之

渋谷で5時 (Romantic Single Version)
鈴木雅之 & 菊池桃子
1994/1/12

2曲目の「渋谷で5時」は菊池桃子さんとのデュエットソング。アルバム『Perfume』の収録曲ですが若干のアレンジ違いとなっています。「渋谷で5時」は1996年に「渋谷で5時 (1996 Chocolate mix)」として再度アレンジを変えて発売されています。

渋谷で5時 (1996 Chocolate mix)
鈴木雅之 & 菊池桃子
1996/2/1

東京テレメッセージ(ポケットベルの会社だ)のCMソングとなっていたのはこちらのバージョンになりますね。

鈴木雅之さんはちょうどこの記事を出す前の日、6月15日に自身の今の歌唱でTHE FIRSTTAKEで「違う、そうじゃない」を歌われます。「みなさんの大好きな曲」とは少しチクリとやってる感がありますが、実際その歌唱を聴くと、やっぱり格好良いなぁ!と思ってしまうのであります。


きっと今後も「違う、そうじゃない」はネット上でよく見られるスラングとして生き残っていくことでしょう。そして、それ以上に楽曲の良さ、鈴木雅之さんの素晴らしいボーカルは、「ネタ」をフックに見る人を今後も驚かせ続け、ファンを増やしていく、そう思うのです。

とはいえ、個人的にはネットスラング的には鈴木ヒロミツさんの「でも、何かが違う」のほうが好き。

違う、そうじゃない
鈴木雅之
1994/1/12

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