2023/03/27
歌謡曲が好き
ポプコン
80年代歌謡曲
楽曲紹介
ポプコン出身アーティストのサブスク対応
目次
- 小坂明子
- 小坂恭子
- チューインガム
- 因幡晃
- 相曽晴日
- 佐々木幸男
- サンディ(サンディー・アイ)
- 世良公則&ツイスト
- 円広志
- 鈴木一平
- クリスタルキング
- 伊丹哲也とSide by Side
- 雅夢
- 伊藤敏博
- アラジン
- あみん
- 辛島美登里
- TOM★CAT
- 尾崎和行&コースタルシティー
3月20日頃から、ポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)出身の方のサブスク配信がいくつかされたようでございます。
ヤマハポピュラーソングコンテストは「ヤマハ音楽振興会」が主催する音楽コンテストで1969年から1986年まで行われました。上位入賞は同様に「ヤマハ音楽振興会」が主催する「世界歌謡祭」への出場資格が得られました。
このポプコン出身の方々、特にデビューにヤマハが関わったものに関してサブスク配信がほぼされていなかったわけです。昨年第10回グランプリ(1975年)であります中島みゆきさんのシングル曲が配信開始され、その広がりに期待していました。
先日より「ポプコンスーパーセレクション」などのアルバムとともに代表曲のシングル盤などが配信されています。
小坂明子
第6回(1973年)のグランプリ「あなた」からワーナー時代のシングル8枚、アルバム4枚が配信されています。
小坂恭子
第7回(1974年)のグランプリ「恋のささやき」はiTunesにはあります。1978年のアルバム「FLAVOR」のみがSpotifyなどの配信にあるようです。
チューインガム
第8回(1974年)のグランプリ「チャップリンに愛をこめて」はベスト盤のみで配信、「風と落葉と旅びと」はフォーク歌年鑑アルバムで配信。
追記 2023年8月頃からベスト版として配信が開始されました。
因幡晃
第10回(1975年)の優秀曲賞に選ばれている「わかって下さい」をはじめとするディスコメイトレコード時代のアルバム4枚、シングル5枚が配信されています。デビューは1976年になります。
EPICソニー時代の1979年作品「静炎」も名義的に別枠になっていますが配信されています。
相曽晴日
第10回(1975年)の入賞曲「トワイライト」第20回(1980年)入賞の「コーヒーハウスにて」、第22回優秀曲賞の「舞」などTDKコア時代のシングル・アルバムと、2018年のアルバム「キミノヲト イマノオト」が配信されています。
佐々木幸男
第10回(1975年)の優秀曲賞の「君は風」などディスコメイトレコード時代のシングル8枚中7枚とデビューアルバム「ほーぼー」が配信されています。
サンディ(サンディー・アイ)
第11回(1976年)のグランプリ「グッドバイ・モーニング」はiTunesにはありますね。
世良公則&ツイスト
第14回(1977年)のグランプリ「あんたのバラード」からツイスト時代までのシングル11枚、アルバム5枚が配信されています。ポプコンで初めてロックがグランプリ、そしてロックアルバムがオリコン1位など、日本の歌謡界では外せないバンドの一つです。
円広志
第16回(1978年)のグランプリに選ばれている「夢想花」からキャニオン時代の1988年までのシングルと、デビューアルバム「INNOCENT」が配信になっています。少し抜けがあるのはご事情がありそうです。「ハートスランプ二人ぼっち」はベスト盤として収録。
なお、別枠で1990年代のシングル3曲、アルバム「空と海が青い理由」、また最新の「おかんの呼ぶ声」も別枠になっていますね。
鈴木一平
第17回(1978年)の優秀曲賞「時流」はポプコン・マイ・リコメンドでカバーされています。
クリスタルキング
第18回(1979年)のグランプリに選ばれている「大都会」から「3秒の誘惑」までの9枚のシングルおよび北斗の拳関係の楽曲が配信されています。アルバムもキャニオン時代の5枚が配信されています。
伊丹哲也とSide by Side
第19回(1980年)のグランプリ「街が泣いてた」は配信がありません。
追記
4月1日ころから1981年9月5日発売アルバム「TETSUYA ITAMI」の配信が始まった模様です。
雅夢
第19回(1980年)の優秀曲賞に選ばれている「愛はかげろう」からシングル9枚中8枚が配信されています。ベストでカバーされている「霧雨の旅人」B面の「風の言葉」だけがなさそうです。アルバムはファーストの「夢つづり」とライブアルバム「SO LONG SEE YOU AGAIN」が配信されています。
伊藤敏博
第21回(1981年)のグランプリに選ばれている「サヨナラ模様」と「青春18」「秋終記」の3枚のタイトル曲とファーストアルバム「サヨナラ模様」、4枚目のアルバム「Four Seasons」が配信されています。
アラジン
第22回(1981年)のグランプリ「完全無欠のロックンローラー」も配信になりました。シングル4枚、アルバム1枚が完全配信です。あまりにも「完全無欠~」のイメージが強くて、B面の「道化師」もそうですし、アルバムもちゃんとしたバンドだったということがわかって、再発見できること請け合いです。
あみん
第23回(1982年)のグランプリに選ばれている「待つわ」と4枚目のシングル「おやすみ」、ファーストアルバム「P.S. あなたへ…」とセカンドアルバム「メモリアル」、そして別枠で3枚目のシングル「琥珀色の想い出」3枚目のシングル「心こめて 愛をこめて」が配信されており、結果1980年代の解散前全曲が配信されていることになりそうです。このあたり別れているといろいろ検索的に面倒なのですが、何か事情があるんでしょうか。
辛島美登里
第26回(1983年)のグランプリ「雨の日」も、ファンハウス時代もほぼ配信がありません。90年代の歌手のイメージでしたが、1984年にデビューされていたんですね。
TOM★CAT
第28回(1984年)のグランプリに選ばれている「ふられ気分でRock'n' Roll」からシングル5曲とファーストアルバム「TOM★CAT」が配信されています。北斗の拳2に使われた「TOUGH BOY」は北斗の拳側のアルバムで配信されているようです。
・・・洋子尾崎和行&コースタルシティ
2003/3/26
尾崎和行&コースタルシティー
第30回(1985年)のグランプリ「…洋子」はSpotyfyなどの配信がありません。
もちろんグランプリを獲得してメジャーデビューされた方は他にもおられますし、優秀曲賞を獲得しての地にヒットした方もまだおられましょうが、ざっとという形で紹介しました。ポプコン出身の方も含めてヒット曲が順次配信されていくのが本当に嬉しいですね。