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祝「ザ・ベストテン」CSチャンネルで再放送


2018/07/26  歌謡曲が好き ザ・ベストテン

目次
  1. ザ・ベストテンとはどういう番組?
  2. 過去の音楽番組の再放送が難しい理由
  3. ザ・ベストテンだけが再放送できなかった理由
  4. そして待望の再放送
  5. 今後もザ・ベストテンは再放送されるか

歌謡曲が好き!というサイトを始めて、何度となく過去の歌番組の再放送が必要であるということを書き続けていました。なかでも再放送が難しい筆頭であったのがTBSテレビで放送されていた「ザ・ベストテン」です。

ザ・ベストテンとはどういう番組?


このサイトを訪れる方には、もう当たり前のことではありますが、ザ・ベストテンはTBSテレビが1978年から1989年まで12年にわたり放送していた音楽ランキング番組です。
毎週木曜日21時から1時間、レコード売上・有線リクエスト・ラジオリクエストチャート・はがきによるリクエストを集計しオリジナルのランキングを作成。上位10曲を生放送で披露するというのがコンセプトです。

このためレコードを複数枚買わせて多数売れていたとしてもランキングは伸びず、主に店舗でのBGMとなる有線リクエストに強い演歌勢もランクインしやすく、さらにリアルタイム性が強いラジオリクエスト、はがきリクエストが集計されると「今、本当に巷でよく流れて売れている曲」がランクインすることになります。

過去の音楽番組の再放送が難しい理由


生放送ただ一回の放送であることが前提であって当時の歌番組をCSチャンネルなどで後日再放送することが想定されていない番組は、その許可を得るための権利者の数が多数になること、また、権利者が必ずしも放送を望んでいないこともあって、難しいというのが定説となっています。
もちろん、これが必ずしも正しいかはわかりませんし、再放送を拒否している団体、個人の名前は何度も挙がっていますが、これとて必ずしもそうなのか、断言できるわけでもありません。

文化庁
過去の放送番組の二次利用の促進に関する報告書
http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/chosakuken/pdf/h16_kakohoso_hokokusho.pdf

このような報告書を出さなければならないところを見る限りでも、過去番組の再放送は労力が大きいと言えそうです。

ザ・ベストテンだけが再放送できなかった理由


「だけ」というのは言い過ぎではありますが、CSチャンネルは当初オリジナルコンテンツよりも過去番組の再放送で加入者を増やしていた現実があります。
CSフジテレビでしたら夜のヒットスタジオ
日テレプラスでしたらザ・トップテンと歌のトップテン(これはその後はファミリー劇場や歌謡ポップスチャンネルでの放送も行われました)
また、歌謡ポップスチャンネルでは「レッツゴーヤング」や「ジャストポップアップ」を再放送できています。
ただし、出演者は限られるので、一部カットであったり話数が大幅に少ないというのもあります。

TBSは70年代の番組であってもかなりの本数放送テープを保存している放送局です。NHKであっても70年代頃までは高額なテープの使い回しで多くの番組が保存されていない中、ザ・ベストテンは全話を保存していると聞いています。ですので、最近の音楽番組の懐かしのシーンと言えばザ・ベストテンの一部シーンをよく見かけるわけです。

また、ザ・ベストテンの出演シーンを抜き出したDVDを山口百恵さん、中森明菜さんチェッカーズのみなさん等発売しています。このようなことからも、全話保持は間違いないのでは無いかと思うのです。(山口百恵さんは番組初期、中森明菜さん、チェッカーズは中期から後期に掛けての出演です)

そういう意味ではザ・ベストテンというコンテンツは大変貴重なものであり、悪い言い方をすれば安売りしたくない現れとも取れるわけです。当然TBSチャンネルをはじめ再放送の要望は多数あったものとおもいます、しかし、2002年の開局からここまでCSでの再放送が一度も行われなかったのは、その希少性をわかっていたからとも言えるわけです。

TBSチャンネルが「サウンド・イン"S"」「キラリ・熱熱CLUB」そして「輝く!日本レコード大賞」などの再放送をおこなっておりましたので、条件が整えば、ザ・ベストテンの放送を行うことが可能ではないかとずっと期待していたここ15年です。

そして待望の再放送


さて、今回、今年5月に逝去された西城秀樹さんの追悼として、わずか1回限定ではありますが、ザ・ベストテンの本編再放送に踏み切ったTBSチャンネルをはじめTBSと関係各所の方々には本当に感謝でしかありません。

当サイト管理者は7月24日、たまたま自宅でCSチャンネルの番組表をぐるぐる見て見つけたわけです。事前収集があまりにも下手で、いえ、毎週ハードディスクレコーダーで番組検索していたにもかかわらず、見つけるのを疎かにしてしまい、番組が終わる直前、黒柳さんのインタビューからの視聴となってしまいました。でも安心してください来月8月5日にも放送があります。その後はもう放送されないかもしれません。万全の体制で録画いたします。

今回放送されるのは1979年3月15日放送分。

歌謡曲が好き
TBSテレビ ザ・ベストテン 1979-03-15放送回
https://www.thursdayonion.jp/bestten.php?rb=0&re_rk=bt&re_ymd=19790315

当サイトでもこの回のご紹介をしていますが、この週、YOUNG MANが先週の沢田研二さんを破って1位を獲得した最初の回です。西城秀樹さんの得点は9349点。このあと9週1位を獲得することになります。9週ですよ3月から5月まで1位だったんです。そして4月5日と4月12日には9999点を獲得します。これはレコードも有線リクエストもラジオもハガキも1位を獲得しなければこの点数にならないのです。長い期間ヒットし続け、子供からお年寄りまで支持された結果でこの満点を獲得した歌手は後にも先にもいないのです。

今回それでも権利面でカットされた曲があったりはしましたが、TBSがついにザ・ベストテンの再放送をこのタイミングで行ったのは本当に英断であり、当時に思いのあるものとして、とても嬉しいことです。カットされたと思われる甲斐バンドの皆さんはこの日NHKスタジオでのFM番組生放送中の放送のはずです。甲斐バンド唯一の出演回です。(このシーン自体はTBS地上波で流れたことがあるんですけどね)

今後もザ・ベストテンは再放送されるか


さて、気になるのは後に別の回も再放送できるか?という面です。出演されている人で、難しいと言われている人を考えると、あまり回数は放送できないことはわかってはいるんですが、そこをなんとか・・・というのはありますね。
今回の放送でTBSチャンネルの加入者がどれだけ増えるか。そういう面も大きいかもしれません。私は元々パックで観れていますが別に契約しようかと思いましたもの。

ともかく、TBSチャンネルの英断に感謝し、そしてTBSチャンネルを応援していきたいと思っております。貴重な一歩。その一歩が踏み出されたのです。

TBSチャンネル
ザ・ベストテン(1979年3月15日放送)
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/o2145/

次回の放送は
8/5(日)午後3:00〜午後4:00
です。
また、今回の西城秀樹さん追悼特集では他にも「トップスターショー 歌ある限り」など、TBSの音楽番組が放送されます。是非チェックしてみてくださいね。

(2020年6月12日追記)
2020年版祝「ザ・ベストテン」CSチャンネルで再放送
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=1258

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このページのURL
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=337
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