2024/02/01 歌謡曲が好き もくたま特集 渡辺徹 80年代歌謡曲 楽曲紹介

渡辺徹さんのシングル楽曲を聴いてみる


目次
  1. 1982年04月21日 彼 (ライバル)
  2. 1982年08月25日 約束
  3. 1982年12月10日 愛の中へ
  4. 1983年05月21日 灼けつくメモリー
  5. 1983年09月21日 AGAIN
  6. 1984年05月01日 瞳・シリアス
  7. 1985年08月25日 気になるあいつ
  8. 1986年02月01日 熱情
  9. 1991年04月10日 ビタミンCM
  10. 配信

これまた少し久々になりました「もくたま特集」です。今週は渡辺徹さんの楽曲を聴いていきましょう。
渡辺徹さんは1961年生まれ、1981年にドラマ「太陽にほえろ!」のラガー刑事役でデビューし1985年まで長く出演されました。その後も俳優、マルチタレントとして活躍されました。

レコードデビューは1982年で単独名義では9枚のシングル、4枚のアルバムを発表されています。2枚目のシングル「約束」はCMソングとしても大ヒットしザ・ベストテンでは4週1位を獲得しています。俳優さんらしい少しぶっきらぼうでありながら優しい歌声は多くのファンを魅了しました。

惜しまれながらも2022年末に61歳という若さで旅立たれましたが、4枚のアルバムと9枚のシングルすべてが配信され、簡便に楽曲を楽しむことが可能です。

今回は9枚のシングルすべてを聞いていきましょう。

アーティスト検索:渡辺徹
https://www.thursdayonion.jp/search.php?aid=pxsHpPyvtbjgaJvtMmLKbQ%3D%3D

彼 (ライバル)
渡辺徹
2011/2/23 1548306869

1982年04月21日 彼 (ライバル)

デビュー曲は「彼」と買いてライバルと読ませます。今的にはNTR的展開ですかねぇ。「あばよ可愛い浮気者!」ですよ。渡辺徹さんの少し三枚目的なすごくモテそうではない感じを現しているのかもしれませんが、これが少し格好いい。自分の方が似合いだぜって。
楽曲は堀内孝雄さんですが、もちろん演歌的でもなく爽やかです。
Track:1 彼 (ライバル)
作詞:山川啓介
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦


246号は東京のイメージですね。そのなかでコスモスが咲いている場所にバイク二人乗り。いい展開です。こちらはばんばひろふみさん作曲。こちらも爽やか。でも、こちらもフラれた男です。あらまAB面両方で振られるなんて可哀想に。でも男の子にも共感できそうでいいですね。
Track:2 コスモス246
作詞:山川啓介
作曲:ばんばひろふみ
編曲:瀬尾一三

コスモス246 (シングルバージョン)
渡辺徹
2011/2/23 1548306869


約束
渡辺徹
1982/8/25 1548306869

1982年08月25日 約束

CMソングでヒットした楽曲です。みんなが知ってるサビもいいけど、「きーみのー微笑みがあいにーにーあうーそのひまでー」のBメロ部分が個人的にはカラオケで心を込めて歌うところです。聴かれていませんね。
この曲もお別れよね。でも爽やかで、それでいて切なくて、今でも幼い頃の淡い恋を思い出しちゃう楽曲であります。CM見たくなるなぁ。
Track:1 約束
作詞:大津あきら
作曲:鈴木キサブロー
編曲:大村雅朗
コーラス編曲:川村栄二


サビ頭のやっぱり爽やかな楽曲です。いやはやこちらもお別れですよ。なぜ別れるのかが見えないですが、そういう甘い思いが当時の若者とくに恋に恋するお年頃に綺麗に収まる、そんな楽曲と少しぶっきらぼうな甘い歌声です。歌手としての渡辺徹さんの魅力って女の子としても甘く切ないだろうけど、男の子もその声に自分を投影できるってのがあるよね。
Track:2 青空よメモリー
作詞:大津あきら
作曲:鈴木キサブロー
編曲:大村雅朗
コーラス編曲:川村栄二

青空よメモリー
渡辺徹
1983/1/1 1548306869


愛の中へ
渡辺徹
1982/12/10 1548306869

1982年12月10日 愛の中へ

サビ頭その2なんですが、別れた彼女との再会。ここえも少しぶっきらぼうな歌い方が、少し恥ずかしそうに聞こえて、もう3枚目のシングルなのに初々しくて微笑ましいです。「パークアベニュー」とかやっぱり都会的な風景を思って、そこへの憧れも少年少女に抱かせる楽曲になっています。
Track:1 愛の中へ
作詞:大津あきら
作曲:木森敏之
編曲:木森敏之


あまり聴くことのなかったB面曲が意外でした。A面と作家陣は同じなのですが全く正反対な感じの楽曲です。移りゆく季節を過ごしながら、心で手を振るっていじらしいじゃないですか。彼女のお化粧を自分のせいさと言い切っちゃうちょっとナルシスト感も含めて「らしい」感じもします。今回おすすめ楽曲の一つです。
Track:2 Season
作詞:大津あきら
作曲:木森敏之
編曲:木森敏之

Season
渡辺徹
1983/1/1 1548306869


灼けつくメモリー
渡辺徹
2011/2/23 1548306869

1983年05月21日 灼けつくメモリー

来生えつこさん、来生たかおさんの楽曲です。大人ですね。「ああいくつ恋は泡になるのか」いやぁ。いい!このサビだけでも聴く価値があります。演奏も格好いいし、あまり有名じゃない楽曲と思うのでカラオケスナックで歌うとちょっと注目されるかもしれません。「ああ男なんて砂の城作るそばから壊す」いやぁ。いい!
Track:1 灼けつくメモリー
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
編曲:川村栄二


B面は尾崎亜美さんの作詞作曲。いやぁ意外性の高いというか先に歌詞カード読んでからこの感じの楽曲が出てくると思わなくて面食らいました。喫茶店の物語。場面や情景が浮かぶのも含めて、すごくいい!そして1番から2番の展開がさらに意外すぎて、急に大人の世界です。ストレートな「君が死んだと知らされた」ってあまり楽曲では見ないと思うのですが、それも含めて驚きと格好良さと、そして、形容し難い心の中に棘を食らったような、不思議な気分になった楽曲です。意外です。
Track:2 心に海を抱きしめて
作詞:尾崎亜美
作曲:尾崎亜美
編曲:川村栄二

心に海を抱きしめて
渡辺徹
2011/2/23 1548306869


AGAIN ―アゲイン
渡辺徹
2011/2/23 1548306869

1983年09月21日 AGAIN

ご本人が主演された映画「夜明けのランナー」の主題歌であり、引き続きチョコレートのCMにも使われました。これもカラオケで歌いたくなる楽曲よね「アゲイン!」って歌いたくなる。
渡辺徹さんの歌い方はあまり変わらなくて、相変わらずぶっきらぼうなんだけど、それが味があるというか、やっぱり楽曲の良さもあって、きっと好きになる。
Track:1 AGAIN
作詞:康珍化
作曲:鈴木キサブロー
編曲:大村雅朗
コーラス編曲:川村栄二


B面またもや意外性のある楽曲です。財津和夫さんらしい爽やかに軽やかに進んでいきます。ご本人の体型とはあまり似合わない感じもあるけれど、爽やかにスポーティーな感じ。でも今どきの女の子は汗まみれの腕では抱かれたくないかもしれません。
ところで渡辺徹さん初主演の映画「夜明けのランナー」夜中のテレビでやっていたのを見たことがあるのですが、ひたすら渡辺徹さんが走って、結局彼女の旅立ちに間に合わなかった(が彼女が出てきた)という雑なあらすじしか覚えていません。渡辺徹さんの役があまり良くない男って感じでありました。
Track:2 君に愛のすべてを
作詞:岡本おさみ
作曲:財津和夫
編曲:大村雅朗
コーラス編曲:川村栄二

君に愛のすべてを
渡辺徹
2011/2/23 1548306869


瞳・シリアス
渡辺徹
2011/2/23 1548306869

1984年05月01日 瞳・シリアス

さて、デビューから2年6枚目のシングルは松本隆さん筒美京平さんというコンビ。歌い方が少し丁寧になったのは作家人の助言があったからこそでしょうか?自分で「意外にデリケートな男なんだよ」というのはちょっと恥ずかしいけど、やっぱり大御所作家人の楽曲、いいですねぇ。好きさ好きさ!と歌ったら彼女もメロメロ(?)ではないでしょうか。
Track:1 瞳・シリアス
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:川村栄二


B面は打って変わって、夏に向けて若いカップルが少しずつ距離を近づけたい。それを一駅ごとに夏が近づく、レールの継ぎ目の音に例えます。男と女は複雑よね。そして英語の歌詞は複雑で上手に歌えないものよねぇ。
Track:2 6月の別れ
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:井上鑑

6月の別れ
渡辺徹
2011/2/23 1548306869


気になるあいつ
渡辺徹
1986/3/21 1548306869

1985年08月25日 気になるあいつ

「気になるあいつ」はドラマのタイトルなのですが、少し大人な雰囲気な渡辺徹さんが見えます。ところで、渡辺徹さんが新米医師の役で出演する前作「風の中のあいつ」と本作「気になるあいつ」で榊原郁恵さんと共演、これが縁でご結婚されたと記憶しております。確か披露宴を日本テレビで放送していました。
ドラマと歌詞の内容はあまりリンクしていないのですが、当時はあまり主題歌とドラマ内容は関係ないという感じでしょうかね。こんぐらっちゅれいしょん!
Track:1 気になるあいつ
作詞:ちあき哲也
作曲:杉本眞人
編曲:桜庭伸幸


秋元康さんが男性に書く詩はなんとなく素敵で、こちらの曲の方が好きです。伊藤心太郎さんはこのあと浅香唯さんに書かれたり、2000年代はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」など手広く楽曲を発表されると思うんですが、その初期の楽曲じゃないでしょうか?
Track:2 涙のゆくえ
作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎
編曲:船山基紀

涙のゆくえ
渡辺徹
1986/3/21 1548306869


熱情
渡辺徹
1986/3/21 1548306869

1986年02月01日 熱情

ドラマ「春風一番!」の主題歌になります。先の「〜のあいつ」に引き続いて明石家さんまさんとの掛け合いが面白い、こちらはコメディドラマになりますね。ドラマの中で体型をいじられていた渡辺徹さんですが、たしかにかなりお太りになられた印象であります。
楽曲はやはりあまりドラマとはリンクしていませんが、サビが2回やってくる感じの楽曲は好みで、子供心にラジオでかかると嬉しい楽曲でありました。それにしても失恋ソングばかりだった渡辺徹さんがこのあたりではちゃんとお抱きになる歌詞が多くてよかったなぁと思ったりもします。
Track:1 熱情
作詞:有川正沙子
作曲:稲葉喜美子
編曲:大谷和夫


引き潮から見つけた人魚ってどんな感じかよくわかりませんが、1986年のマリリン的なアレンジも含めて面白い楽曲だなぁと思います。焦らさないそぶりで焦らして許さない瞳で許す。結局やったの?やらなかったの?
Track:2 夢の予感
作詞:大津あきら
作曲:木森敏之
編曲:新川博

夢の予感
渡辺徹
1986/3/21 1548306869


ビタミンCM
渡辺徹
1991/4/10 1705257016

1991年04月10日 ビタミンCM

1986年までで歌手活動は終わったかに思えた渡辺徹さん、1991年に突然こんな楽曲を発表しています。しかも昨年配信が開始されまして、やっと聴くことができるようになった楽曲です。「び・たみん!しーえむ!」そしてラップです。いやあはじけてますね。でも格好いいじゃないですか。全国民放テレビの「放送広告の日」のCMソングでCMのCMって感じですね。あとから歌詞を読み返すと、当時のCMフレーズが歌詞になっています。
久米大作さんはsquareにおられたり、仙波清彦とはにわオールスターズでもお名前をお見かけしています。高木篤さんはお名前を検索しても詳細がよくわかりません。
Track:1 ビタミンCM
作詞:高木篤
作曲:久米大作
編曲:久米大作


Track:2 ビタミンCM (IKE IKE MEGA-MIX)
作詞:高木篤・ラッキィ池田
作曲:久米大作
編曲:久米大作

ビタミンCM (IKE IKE MEGA-MIX)
渡辺徹
1991/4/10 1705257016



配信
渡辺徹さんのシングル楽曲はすべて配信されています。残念なのは山田邦子さんとのデュエットソング2枚が未配信なのですね。

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