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藤谷美紀さんのシングル楽曲を聴いてみる


2025/05/22  歌謡曲が好き もくたま特集 藤谷美紀 80年代歌謡曲 90年代歌謡曲 楽曲紹介

目次
  1. 1988年04月05日 転校生
  2. 1988年07月06日 応援してるからね
  3. 1988年09月07日 たったひとりの神さま
  4. 1989年01月25日 微成年
  5. 1989年05月25日 君の名前
  6. 1989年10月25日 いちばん輝いてね
  7. 1990年02月25日 BELIEVE IN MYSELF
  8. 1990年10月25日 木綿のハンカチーフ
  9. 1991年10月25日 SILENT LOVE ~ひと月はやいクリスマス~
  10. 配信

今週のもくたま特集は先日リリースされたすべての楽曲が配信解禁されました藤谷美紀さんを聴いていこうと思います。1973年生まれでワタシと同い年であります藤谷美紀さん。1987年の第1回「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞されています。えらい可愛い子が出てきたなぁという印象で、そしてなんとなく等身大感というか、同級生感というか遠くないところにいそう感を感じた方でした。

デビューは1988年4月「転校生」というイメージが本当に似合うというか、オトコノコ誰しもが一度は思う可愛い子が転校してきたら・・・という願望が見えたように思います。

アーティスト検索:藤谷美紀
https://www.thursdayonion.jp/search.php?aid=TNBqQpIYLjJ2%2BJqC6mVesg%3D%3D

では、今回もシングル曲の表題曲とカップリング曲を順繰り聴いていきましょう。ワタシは手元に歌詞カードがありますので、これを見ながらですが、Spotifyはまだ歌詞対応できていなさそうなので、お手数ですがWEB検索しながら歌詞見ながら聴けると楽しみ深まります。

転校生 (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/4/5 (4:34) 1810697911

1988年04月05日 転校生


デビュー曲をどのような曲調にするのか?って難しいなと思うのです。藤谷美紀さんは正統派の美少女コンテスト出身ですから奇抜にする必要もありませんし、衣装をフリフリにする必要もないわけです。言い方を変えれば顔だけで勝負できるわけですね。
そうなりますと、少し陰がある、悲しい状況からスタートして、転校生という寂しい状況から、転校というイベントがなければ手紙すら出せない内気なオトコノコと、その男の子を実は密かに想っていて両思いだったんだけど「もう逢えない」わけで悲しいけれど勇気もらって前向きになるわけです。
オリコン最高位は10位、6万枚以上を売り上げて彼女の最大のヒットがこの楽曲になります。

Track:1 転校生
作詞:麻生圭子
作曲:岸正之
編曲:萩田光雄

スマートフォンの世の中で、日本国内ではシャッター音を出さなければならない内規があるのでなかなか廃れない「シャッター音」でありますが、実際に電車で彼に向けてシャッター切ったら盗撮で、やっぱり瞼に収めたい。2番では彼は目の前に来ますから大スクープなのであります。くぅぅ。で、今はやっぱり毎日の電車の中で見る気になるあの子的なシチュエーションは書きにくいよね。

Track:2 ウインクのシャッター
作詞:田口俊
作曲:佐藤健
編曲:萩田光雄

ウインクのシャッター (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/4/5 (3:30) 1810697911


応援してるからね (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/7/6 (3:46) 1810716720

1988年07月06日 応援してるからね


セカンドシングルはガラッと印象を変えて青春歌謡!って感じですね。サビ頭の気持ちいい、そしてあくまでも野球部のマネージャとかではなくいち生徒として、しかも付き合ってるとかそういうのでもなく応援している感じがファンも安心でありましょう。美少女はあくまでもベタベタ彼氏とくっついていて欲しくないのです!(あくまで妄想です)
ジャケットがいかにも柵のようなところで見ている、楽曲のシチュエーションで、その視線の先が全く描かれていないのも素敵です。ええ、顔だけで勝負できるんです!

Track:1 応援してるからね
作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:瀬尾一三

ワタシ、かなり昔にこの楽曲を「壁殴りたくなる」と書いていますが、こちらは少しあざとく彼に近づきたいがために合宿に参加します。今は準レギュ、でも秋にはスタメン、その夏を待てない「少し分けて欲しいの今年の夏休み」ですよ。くぅぅ。ワタシには夏休みがもうないのです。

Track:2 夏休み
作詞:麻生圭子
作曲:岸正之
編曲:瀬尾一三

夏休み (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/7/6 (4:02) 1810716720


当時7インチレコード、8cmCDシングル、カセットの3媒体で発売されていて、カセットには収録時間に余裕がありますのでカラオケとともにミニメッセージが収録されています。(ワタシは持っていないのでわかりませんが、メッセージの表記があるのがカセットだけになっていますので、多分CDにはないんじゃないかな)このメッセージやコメントはこの後のシングルにもしばらく収録されていて、当時ラジオでは聞くことができなかった購入者だけが知り得たものが今回配信にも収録されました。
今はSNSで(それが台詞であっても)仕えられる世の中ですが、当時はなかなかそれをファンに伝えていくことは難しかった。そんななかでカセットやCDで収録時間に余裕があることでできた企画とも言えましょう。歌声とはちょっと違うトーンの声が素敵です。

Track:3 ミニメッセージ (「応援してるからね」)
カセットのみ収録

コメント (「応援してるからね」)
藤谷美紀
1988/7/6 (3:46) 1810716720


ファーストアルバムは「ファンデーション」1年を区切ったコメントが入っているアルバムになっています。こちらも配信で簡便に聞けるようになったのは嬉しいですね。おっさんが14歳の女の子に云々は犯罪ですが、自分が中学生に戻ったつもりで聞くと、なにか藤谷美紀さんやっぱり等身大で、優しそうな感じがするのであります。
これは同時期に活躍した後藤久美子さんがどうしてもサバサバしてたりはっきりものを言ったりという、当時少しバッシングされている感があったものの反動みたいなのもあるのかもしれません。
1988年8月25日 Foundation~Through the year~
(春のコメント)
1. 転校生
2. 薔薇のコロン
(夏のコメント)
3. 北斗七星
4. 真夏のフォーカス
5. 応援してるからね
(秋のコメント)
1. コスモス坂通り
2. リバーサイドの少年
3. 異性
(冬のコメント)
4. ホワイト・ナイツ
5. 友だちだもン

たったひとりの神さま (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/9/7 (3:39) 1810715915

1988年09月07日 たったひとりの神さま


それにしてもこのペースでシングル、アルバムをリリースされていますのでファンは大変じゃなかったのかなぁとも想う3枚目のシングルです。またガラッと制作陣が変わりまして、少し大人な感じを出そうとしていますね。でもところどころの「・・・ね」というこの感じで何でも許せてしまうわけですよ。ところで彼、神様になっちゃったの?とんでもねぇわたしゃ神様だ!って言いたくなるじゃない。

Track:1 たったひとりの神さま
作詞:康珍化
作曲:三浦一年
編曲:瀬尾一三

「ぽっち」ってこの当時でもあまり使わなかった言葉かもしれません。方言に近いのかな「ぼっち」はわからんでもないんだけど。「やさしさドッヂボールのようにぶつけ合えたら」も含めて幼い恋を、それを「愛」と言い切るのも含めて幼さを出しているのかしら。上田知華さんの楽曲好きなのよねぇ。こういう歌詞がすーーっと入ってきます。

Track:2 わたしぽっち
作詞:栃内淳
作曲:上田知華
編曲:瀬尾一三

わたしぽっち (2025 Remaster)
藤谷美紀
1988/9/7 (4:29) 1810715915


Track:3 コメント (「たったひとりの神さま」)
CDシングル・カセットのみ収録

コメント (「たったひとりの神さま」)
藤谷美紀
1988/9/7 (2:09) 1810715915


微成年 (みせいねん) [2025 Remaster]
藤谷美紀
1989/1/25 (4:07) 1810716563

1989年01月25日 微成年


少しだけリリース間隔が開いた2年目です。楽曲に関しては本当にかぶりが少なく制作陣が入れ替わっていく感じは一貫性はないんだけど常に新しい感じがあって面白いなと思います。成長が早い女の子だからこそその時々の感覚が意識されているのかもしれません。
そして、あざとげな、多分少し大人なお相手に迫っていくわけですよ。おっさんは断れますか?今(昔も)は断らなきゃ駄目ですよ♪「いつか女性(おんな)に変わる瞬間を~あなたに見せたい」くぅぅ。めちゃめちゃ美人な中学生に言われちゃうシチュエーションは辛い。微成年を「みせいねん」と読ませるのも含めてですよねぇ。あざとい。

Track:1 微成年
作詞:及川眠子
作曲:山口美央子
編曲:戸塚修

カップリングも少し大人に。少し言葉が古い感じもするのですが、でも、やっぱり大人に憧れ、実際に大人になったらそんなもんかって話ではあるんだけど、でも恋に恋するお年頃でありましょう。そのあたりを楽曲に盛り付けています。この頃から女優業も忙しくなってきているようですが、まだまだ歌も頑張る感じがありますよね。

Track:2 世界中の時計を止めて
作詞:真名杏樹
作曲:Julia
編曲:戸塚修

世界中の時計を止めて (2025 Remaster)
藤谷美紀
1989/1/25 (3:53) 1810716563


Track:3 コメント (「微成年」)
CDシングル・カセットのみ収録

コメント [「微成年 (みせいねん)」]
藤谷美紀
1989/1/25 (2:25) 1810716563


1年開けずに2枚目のアルバムです。シングル2曲は含まれますがカップリングはなく、意外とアルバムオリジナル曲が多いのですね。アルバムとカップリングはファンへのプレゼントですから、あまり重複しない方が良いのです。後で履修しなければです。
1989年4月10日 Roomy
1. 星空のセレナーデ
2. たったひとりの神さま
3. どうかしてる…
4. 気付いてほしい
5. ファンタージェン行きの切符
6. 微成年~みせいねん~
7. 時間の鏡
8. サヨナラに涙をつけて
9. 恋を待ちながら
10. 冷たくしたから

君の名前 (2025 Remaster)
藤谷美紀
1989/5/25 (3:51) 1810716118

1989年05月25日 君の名前


今回もガラッと作家陣が変わっています。楠瀬誠志郎さんなんですね。格好良い楽曲になっています。男の子目線の楽曲を可愛い女の子が歌うのは昔から大好きなシチュエーションです。タイトルから内容が想像できなかったんで歌詞を見て正解です。「小枝のような名前」がわからないけれどひらがなで書くと丸くならないハネ、トメ系な文字の名前なんでしょうね。

Track:1 君の名前
作詞:康珍化
作曲:楠瀬誠志郎
編曲:若草恵

こちらの方がA面感のあるタイトルです。こちらも男の子目線な感じですね。女の子的には少し気持ち悪さがあふれる歌詞になるようにも想いますが、もしかすると女優さんとして羽ばたく彼女を見ているような歌詞なのかもしれません。「水色のカチューシャ」ほどではありませんが。
この楽曲を最後にシングルレコード発売を終了。このあとはCDとカセットテープの発売となります。

Track:2 君の涙ならいいよ
作詞:影森潤
作曲:松田良
編曲:若草恵

君の涙ならいいよ (2025 Remaster)
藤谷美紀
1989/5/25 (4:07) 1810716118


Track:3 コメント (「君の名前」)
CDシングル・カセットのみ収録

コメント (「君の名前」)
藤谷美紀
1989/5/25 (3:51) 1810716118


いちばん輝いてね (2025 Remaster)
藤谷美紀
1989/10/25 (3:42) 1810716566

1989年10月25日 いちばん輝いてね


レコードでの発売がなくなってしまうと写真が小さくなるじゃないですか。この楽曲ではうまく歌詞カードを入れてミニ写真集の形にしています。CD買ってくれた人には嬉しい配慮ですね。
残念ながらヒットにつながらなかったのは楽曲の感じなのかもしれないけど、やっぱり少し大人のお相手に子供扱いされている少女の気持ちというところから楽曲が抜けきれないというのがありそう。そう思うと今に続くアイドルはオッサンの財力で維持されるというのにつながるのでしょうかね。ちゃんと「送るよ」と言える大人が良いんです。

Track:1 いちばん輝いてね
作詞:小林和子
作曲:松田良
編曲:船山基紀

しょっぱなから「ばかやろう」ですからねぇ。強いですね。青春のクラクションがばかやろうじゃ絵にならないかと思ったらキスしちゃうんですよ。風堂美起さんは楠瀬誠志郎さんの楽曲の作詞でよくお見かけしますね。その中でアイドルの少し大人な感じを引き出そうとされています。こういうぶっきらぼうな男に惹かれる時期もきっとあるんでしょう。

Track:2 青春のクラクション
作詞:風堂美起
作曲:楠瀬誠志郎
編曲:船山基紀

青春のクラクション (2025 Remaster)
藤谷美紀
1989/10/25 (3:11) 1810716566


Track:3 コメント (「いちばん輝いてね」)

コメント (「いちばん輝いてね」)
藤谷美紀
1989/10/25 (3:40) 1810716566


さらに1年も開けずに3枚目のアルバムをリリースします。こちらもシングルはタイトル曲だけですね。
1989年11月10日 In Season
1. 永遠のゆびきり
2. 恋の痛みに効くはずよ
3. 君の名前
4. Neo Classic
5. もしも
6. いちばん輝いてね
7. 夕陽の一滴
8. スコール気分でLoneliness
9. グラデーション
10. 女神なんかじゃない



BELIEVE IN MYSELF (2025 Remaster)
藤谷美紀
1990/2/25 (4:27) 1810715884

1990年02月25日 BELIEVE IN MYSELF


デビュー3年目の1990年は初の主演映画「のぞみウィッチィズ」の主題歌としての楽曲を発表します。映画の主題歌らしい青春歌謡でございます。映画の雰囲気を残した歌詞が良い感じですね。
せっかくの映画主題歌なのですがオリコン100位以内を初めて逃してしまった楽曲でもあります。前作同様歌詞カードが写真集的仕様になっています。

Track:1 BELIEVE IN MYSELF
作詞:影森潤
作曲:小林健
編曲:船山基紀

残念ながら映画自体がすごくヒットした印象はないのですが、古き良き青春映画な感じであります。ボクシングも具志堅用高さんが監督役で本格派でありますね。
カップリングはこちらも青春歌謡、でも女心は複雑なのよという感じでしょうか。結局男の子が何を言っても女の子の心は複雑なまま「完璧じゃない」ことを言われちゃうんだろうなぁっていう感覚も受けたりします。

Track:2 いろんな心
作詞:風堂美起
作曲:羽田一郎
編曲:萩田光雄

いろんな心 (2025 Remaster)
藤谷美紀
1990/2/25 (3:44) 1810715884


木綿のハンカチーフ (2025 Remaster)
藤谷美紀
1990/10/25 (4:18) 1810715937

1990年10月25日 木綿のハンカチーフ


ここでなぜにカバー曲をリリースしたんでしょうか?しかもクリスマス商戦を狙うには少し早い10月の発売です。ジャケットはクリスマスカラーになっています。
一応両A面的な感じなのでしょうか。太田裕美さんと松任谷由実さんのカバーという異色な取り合わせになります。今まで歌唱の話をあまり書いていませんが、それまである程度淡々歌っていた感じだったのが、このカバーは良い感じなんですよ。合ってるっていうか、印象がずいぶん違います。男の子目線楽曲が好きというのもあるけれど、この曲はいいですねぇ。主演映画で表現力がぐっと上がったといえるのかもしれません。

Track:1 木綿のハンカチーフ
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:岩崎文紀

この曲もめちゃくちゃ難しい曲と思うんですよ。でもちゃんと歌っている印象です。ん?誰が歌っているの?って興味を引くこと請け合いなので是非聴いて欲しいわけです。やっぱりそのお声がいいんですよ。

Track:2 ロッヂで待つクリスマス
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:岩崎文紀

ロッヂで待つクリスマス (2025 Remaster)
藤谷美紀
1990/10/25 (4:19) 1810715937


1991年10月25日 SILENT LOVE ~ひと月はやいクリスマス~


現在のところ最後のシングルは前作から1年経ってリリースされています。あんなに連続して出していたアルバムが作れないほどに女優業も忙しかったとも言えます。朝ドラも出ていましたし、単発ドラマも結構見かけました。このときまだ18歳ですよね。ここで唄をやめてしまったのはすごく残念なのですが、本人も想うところがあったのかもしれません。
この楽曲、声のかわいさというか、声の透き通った感じが前作の「ロッヂで待つクリスマス」につながる世界というか、この感じをもう一回作りたかったんだろうなぁとも想います。一人のクリスマスが悲しい時代ではありますが、でもかわいい中にどこか凜としてしっかりしている感があります。

Track:1 SILENT LOVE ~ひと月はやいクリスマス~
作詞:枯堂夏子
作曲:木戸やすひろ
編曲:岩崎文紀

最後の楽曲です。「みどり」が癖になる感じですが、秋から冬にかけてだとズレがあります。もしかするとアルバム制作もしていてその中の一曲だったのかもしれませんね。もう数曲聴いてみたかったな、そんな風にも想います。
でも、女優さんとしてのキャリアは長く続いていて、2時間ドラマを見れば主役級から脇役までどんな演技もできる方だなぁと思うのであります。先日もBSでやっていた2時間ドラマの再放送に出演したのをお見かけしています。2000年くらいの作品かなぁ。今もかわいらしいですね。

Track:2 みどりの季節
作詞:吉澤久美子
作曲:山川恵津子
編曲:岩崎文紀

みどりの季節 (2025 Remaster)
藤谷美紀
1991/10/25 (3:40) 1810703613



配信

2025年5月にサブスク配信が解禁になった藤谷美紀さん。アルバム全曲も含めてすべての楽曲を簡便に聴けるようになりました。
国民的美少女という接頭辞がなくても魅力的で、なんとなく勝手な親近感があったり、その健気さにやきもきしたりとフックの多い胸えぐられる系の楽曲がたくさんあって再発見できること請け合い。是非アルバムも含めて聴いてみてくださいね。

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