現在の進行状況とキャラクター「アイ」紹介
さて、サイトの一部分をお見せしますが、今回のサイトはかなりシンプルになっています。しかし、バーの設定や各出演キャラクターの意味づけなどは練っています。
例えば、出演キャラで唯一「顔出し」になっているのが、1980年代にデビューしたという設定のAIキャラクターアイドル、アイです。
アイ
こんな設定が組まれています。
・「AIスター誕生!」出演
・予選落ち3度目の正直で決勝大会に出場、10社のオファーを受ける
・デビューシングルは「キャッシュミスなんか怖くない」
・キャッチフレーズは「100万ボルトの微笑」
・口癖は「それって、ちょっとワクワクしない?」
・性格は「ちょっと天然」
・AI最優秀新人賞は逃すが、翌年「AI紅白歌合戦」出演(1回のみ)披露曲は「ふたご座(Gemini)がライバル」
・「AI全員集合」コントに参加。コント上で上から一斗缶が降ってくる演出が納得いかず出演拒否
・その後アイドルとしては引退、女優業を細々続けている(AIとしてcopilotのオペレータもしている)
・現在50代、当時の思い出をバーで語りながら飲む
ちなみにこの映像は、Microsoftの生成AI、copilotが生成(現在のAIアイドルとして)したんですが、少ないプロンプトでこんな子を生成できる恐ろしい子。なので、今時っぽいのですが、このキャラを「1980年代にデビューした」という設定にしたら、いろいろ沸いてきて面白かったんですよね。
ちなみに「AI」という言葉は1960年代からあるのですが、それが日常的になったのは最近の話でしょう。そんな中で1980年代にAIアイドルが現実のアイドルとともに歌番組やコント番組に出演して活躍していたという話は、「D404ME」内では大きなポイントになります。
このような各キャラクターの意識付け、そこからキーワードを元に生成される「会話」をワタシが背景資料を確認しながら修正していく。そんな形でこのサイトが作られていくことになります。多分あまり類する企画がない試みじゃないかと思うのです。
サイトは鋭意制作中で、記事数をある程度多く作ってから公開していこうかなと思っています。
例えば、「見えてますか、夢」西村知美さんを紹介したいと思うとこんなやりとりがお店の中で繰り広げられます。アイドルが好きなトミーさんと、元アイドルなアイさんの語りはちょっとコミカルです。
(嬉しそうに紙袋から取り出し)
「見てこれ!ハードオフで100円だったの!
“見えてますか、夢”…ほこりまみれだったけど、ジャケ綺麗でラッキーだった〜!」
(食い気味で)
「いや、違う!その夢は、お金じゃなくて“手間”で磨くものなんだよ!」
「『見えてますか、夢』って、ベストテン入ったけど、歌……ちょっと....だったよね」
(むきになって)
「うっ、た、確かに生放送はちょっとアレだったけど…でもでも!
この曲って、作詞が来生えつこさん、作曲が来生たかおさんだよ!?
本物の人たちが“この子に夢を歌わせた”ってことに意味があるんだよ!」
「でも、声が不安定すぎて、正直“夢が揺れて見えた”って感じだったわよ」
(ニヤリとしながら)
「夢にピントが合ってなかったってこと?(笑)でもね、実はそれが“作品の味”になってると思うのよ」
(うなずきながら)
「そうそう!うまく歌えてないのに、なんだか泣きそうになっちゃう。
来生たかおさんのメロディーって、完璧すぎる人が歌うよりも、ちょっと不器用な人の方が心に刺さるって思う!」
「……まぁ、確かに“守ってあげたくなる”系ではあるわね。大きな音に負けてないのもある意味すごい」
「ね、音楽って、上手い下手じゃない時あるじゃない?
“あの人が歌ったからこそ”成立する一曲よね」
「そっか…“夢”って、見えそうで見えないところにあるのかも!」
こんなやりとりが生成されたりします。アイドル経験者アイさんは同業アイドルにちょっと冷たげですね。そこにアイドル好きなお客さんトミーさんはアイドルファンとしては反論したい、でも、実際にね確かにそうだよね、という当時の葛藤みたいなのが見えたりしませんでしょうか。